ワサワサ、ウツウツとずいぶん無沙汰してしまいました。
さて、夏 tptはモリエールでリスタートしました。

手塚さんは“優しい”演出家です。
これまでtptでは俳優として
ボート・シュトラウス『時間ト部屋』ユーリウス
マメット『アメリカン・バッファロー』ジャンキー
キャリル・チャーチル『A Number』クローン人間
フツウではない”奇妙な味”の役々を”特別な存在感”
で自在に演じ、舞台を豊かなものにしてくれる
まったくオリジナルな役者さんです。

手塚さんは今、演出家としてTPT67「ミザントロオプ』
『人間嫌い」で知られる17世紀フランス古典の傑作を
『孤客 もしくは怒りっぽい恋人』辰野隆の名訳を選び、
ワークショップからの若いキャストとともに
リハーサル中です。
本読みでは若いキャストの声にする、美しく豊かな
日本語に手塚さんのナレーションがかぶります。
セリフに必要な”実感”をナビゲーションしていくのですが、
これが絶妙、役々の言葉がたちまち生き生きしだし、
たちまちスタジオにエネルギーが漲ります。

まず、ご無沙汰の挨拶にかえて
つづく、
かどい





長い不在、失礼いたしました。
これからはもっとまめにTPTの情報を発信させていただきます。
まず今、進行している2つのプロジェクトについてお知らせします。
ベニサン・ピットでロバート・アラン・アッカーマン演出のTPT60『ANGELS IN AMERICA』1部ペレストロイカ・2部ミレニアム一挙上演7時間の大作の厳しく白熱したリハーサルが、本番同様に連日続いています。千歳公園の桜が開花する3/20の初日には、作者トニー・クシュナーのいう“今現在、ここはとてもひどい世界”に向かって変化を訴える、若者たちの強く美しい声をとどけます。
ベニサン5スタジオではトーマス・オリバー・ニーハウス(ドイツ)のブレヒト・ワークショップが昼夜2クラス、「ブレヒト‘08」の上演を目指して若者の活気に溢れています。

あらためて作品、演出家、キャストについてお伝えいたします。
取り急ぎ、お詫びのご挨拶まで。

TPT 門井均

いよいよ11月、「黒蜥蜴」リハーサルが走りはじめています。
溢れんばかりの三島由起夫の言葉、言葉。リハーサル初日、麻実さんはタイトルロール女賊黒蜥蜴の言葉を隅々にまで心を通わせて美しく響かせてくれました。
すでに膨大な量の言葉は麻実さん自身の言葉となって生きていました。
夏からずうっと台本を読み続けていたそうです。
カンパニーもとてもいい刺激を受け取り稽古場は活気に溢れ、演出の喜びと、責任とで熱く燃えています。
24日の初日に向け、「黒蜥蜴」創造の現場からの声をfrom Pit からお届けいたします。

コクがあり、深い味あいのある上等なエンターティメントを目指します。
どうぞご期待ください。 

TPT門井均

2006-11-02 19:29 この記事だけ表示

いよいよ9月、
「BAKXAI-バッカイ」女たちの狂宴は
ますますセクシーに、狂おしく、後半に向かいます。
96年、デヴィッド・ルヴォー演出「エレクトラ」以来のギリシャ悲劇となる
佐藤オリエさんの神と人の二役、まさに入神の演技。
花王おさむ、中嶋しゅうさんコンビの円熟、
月船さらら、進藤健太郎さんがフレッシュに生き生きと古典に挑戦。
そして、そして中川安奈、若松智子さんのコロス/バッカイが、
ファッショナブルなコスチュームに斬新なヘアーとメイクアップで、
赤ワインのシャワーを浴びて舞う姿はまさに眼の福。

物語がますます深まり、上演時間1時間15分の白熱の舞台が
9月10日(日)まで連日繰り広げられます。

TPT かどい

深川神明様の神輿と山車が威勢よく町内を練り歩く13日、
ベニサン・ピット「血の婚礼」の歌とタンゴの祝祭が公演の前半を折り返しました。
連日、リハーサルをしつつ本番を重ねている若いカンパニーの意気と情熱は、
朝日新聞の好意的な劇評にも力を得て、いよいよ盛ん。
後半に向けさらなる進化、深化の熱い旅が期待されます。
ベニサン第6スタジオでTPTフューチャーズ−Summer2006第2弾「BAKXAI-バッカイ」“女たちの狂宴”の祝祭のヴォルテージが上がりはじめています。
佐藤オリエさんが神と母の二役に挑戦する、若き熊林弘高演出のこの舞台は経験豊かな中嶋しゅう、花王おさむさんに、「スラブ・ボーイズ」の進藤健太郎の男優陣に対し中川安奈、元宝塚の月船さらら、ダンサーの若松智子の素敵な女優陣が火花を散らすスタイリッシュで強く、美しく時を超えた21世紀のギリシャ悲劇を目指します。
8月26日のオープニングナイトが今から待ちどうしい。

TPT かどい

2006-08-13 20:44 この記事だけ表示

「血の婚礼」白熱しています。
ダンスリーダー中村音子さんの情熱によって、婚礼シーンの“タンゴ”がとてもセクシーです。
後藤さん作曲の子守唄が懐かしく流れています。
スタジオにいるといつも松本きょうじさんのことが甦ってきます。
TPTスタートの1993年デヴィッド・ルヴォー演出「あわれ彼女は娼婦」、豊川悦司、西牟田恵演じる兄妹の運命を、タンゴを踊りながら陰であやつるヴァスケスの松本きょうじさんです。
デヴィッド・マメットの初期の難解な作品「シカゴの性倒錯」で演出のアリ・エデルソンともに格闘した松本きょうじさんは今回「血の婚礼」出演を大変喜んで準備されていたさなか、急逝されました。
慎んでご冥福を祈りつつ、アリ・エデルソンとカンパニー、スタッフ一丸となって8月5日の初日の奇蹟に向かって邁進しています。

TPT かどい

梅雨のさなか、森下のベニサン・スタジオで始まった、演出家アリ・エデルソンの「血の婚礼」ワークショップは60名の参加者の熱気で溢れかえっていました。
かなりハードなエキササイズとシーンワークに並みはずれた情熱で挑戦した若い才能から、大きく可能性を秘めたフレッシュでエネルギッシュな19人のカンパニーが生まれました。
「エンジェルス イン アメリカ」のパク・ソヒ、斉藤直樹コンビ、「nine」ガールズの鈴木智香子、宮菜穂子さん、exタカラジェンヌ(音羽椋)の中村音子さん、‘06のコゼット河野由佳さん、スラブ・ボーイの倉本朋幸さん、そして1年にわたるTPTシアターコースで、G.ザジャック、R.アッカーマン、D.ルヴォー、A.エデルソンのワークショップに参加してきた意欲的な若い才能たち、多士済々のカンパニーと気鋭のアメリカ人演出家アリ・エデルソンが創り出すパワフルでライヴな21世紀の「血の婚礼」。
真夏8月5日の熱い開幕まで、リハーサルの様子をできるだけまめにおとどけして皆様とプロセスを分かち合いたいと思っています。

かどい

2006-07-09 09:34 この記事だけ表示

さわやかな5月の風のように「スラブ・ボーイズ」
の幕が下り、梅雨の候となりました。もう、すぐに夏です。
TPTの夏はフューチャーズ−Summer 2006。
アメリカ・日本の新進演出家が、現代の視点から
ヨーロッパのクラシックスにアプローチする連続公演です。
第一弾はガルシア・ロルカ作/アリ・エデルソン演出
灼熱の大地アンダルシアの悲劇「血の婚礼」です。
アリ・エデルソンは2005年10月からワークショップを
スタートさせ上演テキスト作り、歌舞伎俳優との共同作業など
多様な実験をかさねています。
2006年8月5日のオープニングナイト、
20世紀スペイン最大の劇詩人ロルカの詩と音楽と声を
ベニサン・ピットで生き生きとライブにとどけます。

TPT かどい

2006-06-11 15:15 この記事だけ表示

TPT芸術監督デヴィッド・ルヴォーは、念願のspaの予約もかなわず、
ピンターの「背信」をテキストにマスタークラス・ワークショップを2クラス、
大好きな俳優千葉哲也演出「スラブ・ボーイズ」のリハーサルに立ち会い、
たくさんの実り大きいミーティングをこなし、ゴールデン・ウィークとともにニューヨークへ飛び去って行きました。
TPT秋、冬そして、2007年のプランを近日中に誇りもってご報告できると思います。
で、いまベニサン・ピットはまさに“スラブ・ルーム”となっていて、汗まみれ、絵の具まみれの若きデザイナー、俳優、スタッフの情熱が溢れかえり、迫力のリハーサルが展開されています。
50年前、希望があった。
2006年、5月18日ベニサン・ピットに、皆の希望があります。
TPT 門井均
TPTホームページへ

今年は、ルネ・ポレシュ東京最後の晩、春の嵐が吹きあれました。
ベルリン公演実現に向け、寒空もものかはおおいに盛り上がりました.。
ルネの去ったベニサン・ピットでは、いまもソイレントグリーンの緑の吹雪が舞っています、16日まで。
そして、ロンドンでビッグイベント「シナトラ」をオープンしたTPT芸術監督デヴィッド・ルヴォーが、21日からのマスタークラス・ワークショップのために帰ってきます。93年に演出した、ノーベル賞作家ハロルド・ピンターの「背信」をテキストに“官能”を探究します。

かどい

 
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